小説等
我が街へようこそ!現在我が街では2作の連載小説を売りにしております。1作目は悪魔系ファンタジーで2作目はSFです。まだまだ発展途上の面もありますが、どうぞごゆるりとお過ごしください!
2008年4月9日、申し訳ありませんが管理人は高校入試のため活動を当分(1年ほど)休養させていただきます。たまに書きますけど…
小説目次

小説 第1作目【地獄帝国興亡氏】
■あらすじ■
超大陸パンゲアに位置する大帝国、地獄帝国の個性的な悪魔貴族達が繰り広げるダークファンタジー。ムダに凝っています…
◆資料集◆
物語を楽しみたい人のための資料集
天使と堕天使の階級
本作に登場する悪魔及び天使、神たち
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
小説 第2作目【魔法使いと影の夜】
神楽戦記の葉柳さんや、現在活躍中の銀蛇さんと前ブログで出会うきっかけとなった作者にとって忘れられない作品【魔法使いと月の夜】の復活版。
■あらすじ■
23世紀
第3次世界大戦後の世界で名高き女好きのイタリア海軍魔法使い連隊所属のベルニート・カヴァルディ大佐はヨーロッパの戦場で天才的な女暗殺者、夏目里香とその背後にある【暗殺者ギルド】の存在を知り興味を持つ。そして彼は軍隊を除隊し…少し代わった暗殺者物語!
魔法使いと影の夜 プロローグ
第1章ハーゲンの槍作戦
魔法使いと影の夜 第1依頼第1段階 偽造死
魔法使いと影の夜 第1依頼第2段階 準備
魔法使いと影の夜 第1依頼第3段階 会話3,23NEW
ジャンク小説集 一覧

1月1回頼みます
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2008年4月9日、申し訳ありませんが管理人は高校入試のため活動を当分(1年ほど)休養させていただきます。たまに書きますけど…
小説目次

小説 第1作目【地獄帝国興亡氏】
■あらすじ■
超大陸パンゲアに位置する大帝国、地獄帝国の個性的な悪魔貴族達が繰り広げるダークファンタジー。ムダに凝っています…
◆資料集◆
物語を楽しみたい人のための資料集
天使と堕天使の階級
本作に登場する悪魔及び天使、神たち
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
小説 第2作目【魔法使いと影の夜】
神楽戦記の葉柳さんや、現在活躍中の銀蛇さんと前ブログで出会うきっかけとなった作者にとって忘れられない作品【魔法使いと月の夜】の復活版。
■あらすじ■
23世紀
第3次世界大戦後の世界で名高き女好きのイタリア海軍魔法使い連隊所属のベルニート・カヴァルディ大佐はヨーロッパの戦場で天才的な女暗殺者、夏目里香とその背後にある【暗殺者ギルド】の存在を知り興味を持つ。そして彼は軍隊を除隊し…少し代わった暗殺者物語!
魔法使いと影の夜 プロローグ
第1章ハーゲンの槍作戦
魔法使いと影の夜 第1依頼第1段階 偽造死
魔法使いと影の夜 第1依頼第2段階 準備
魔法使いと影の夜 第1依頼第3段階 会話3,23NEW
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【栄光の悪魔貴族達】第1章リリスとサタンと楽園追放―プロローグ
地獄の帝王と言うのは人様が思っているほど特殊な仕事と言うわけではない。逆にやることはほぼ毎日同じで極めて地味である。
夢魔たちのように肉体の狭間を夜な夜な駆け回るわけでもなく、ひたすら不満だけは湯水のようにでる罪人たちを地獄の釜のそこで働かせて釜の業火を絶やさぬように日々監視しなくてはいけない。
そんな地獄の帝王役についているのが7つの大罪の「憤怒」を担当する大悪魔サタンだ。彼は体中石炭と汗と煤ですっかり灰色になってしまい、いまや元天使だったとは想像もつかない体だった。彼は仕事熱心でこれ以外にも陸軍の指揮を担当すると言うパワフルな悪魔であった。
でも、サタンはなぜだか常に孤独でいつも心の奥底に少し寂しさを持っていた。そしてサタンはそれに気づかない振りをし続けていた。
そんなサタンにも妻ができたのは今から700年前であった。
当時神の軍隊である十字軍が敗走し、イスラムの天使たちはアッラーの名の下にヨーロッパの悪魔たちに宣戦を布告してきた。そのとき勇敢にサタン軍はこの軍勢に立ち向かい、激闘の末見事撃退した。
そしてイスラム天使軍の捕虜たちを解放したのだが、このときこの中にゾロアスター教で高い位についている大悪魔アエーシュマがおり、お礼にと彼の愛人の一人を『プレゼント』してくれたのだった。
彼女の名はリリス。
サッキュバス(女夢魔)として名を馳せていた美しい女悪魔である。世界中に彼女の恋人がおり、事実上アエーシュマはその中の一人に過ぎなかった。
彼女はやさしく、慈悲深い悪魔だったが大悪魔アエーシュマでさえ止められないほどの遊女でおまけに相当精力絶倫と来ていた。
流石のアエーシュマも体力がすっかり持たなくなり、サタンなら持つだろうと『厄介払い』の意味もこめてリリスをサタンに『プレゼント』したのであった。
どの道、サタンは当時仕事一本の悪魔であったのであまりそういうことに(遊女だとか精力絶倫だとか)興味を持たずリリスにとりあえず身の回りの世話を任せて、毎日汗水たらして仕事に励んだ。
しかし
サタンはやがて気づいた。リリスのほんのちょっとした気遣いによって自らの心に大きな変化が訪れたことに。
そしてそれがリリスへの好意だということに気がついたのはほんの170年前であった。
これはサタンがリリスへ思いを伝えられず、またなかなか自分から一歩を踏み出すことができず日々悶々としていたころのお話である。
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夢魔たちのように肉体の狭間を夜な夜な駆け回るわけでもなく、ひたすら不満だけは湯水のようにでる罪人たちを地獄の釜のそこで働かせて釜の業火を絶やさぬように日々監視しなくてはいけない。
そんな地獄の帝王役についているのが7つの大罪の「憤怒」を担当する大悪魔サタンだ。彼は体中石炭と汗と煤ですっかり灰色になってしまい、いまや元天使だったとは想像もつかない体だった。彼は仕事熱心でこれ以外にも陸軍の指揮を担当すると言うパワフルな悪魔であった。
でも、サタンはなぜだか常に孤独でいつも心の奥底に少し寂しさを持っていた。そしてサタンはそれに気づかない振りをし続けていた。
そんなサタンにも妻ができたのは今から700年前であった。
当時神の軍隊である十字軍が敗走し、イスラムの天使たちはアッラーの名の下にヨーロッパの悪魔たちに宣戦を布告してきた。そのとき勇敢にサタン軍はこの軍勢に立ち向かい、激闘の末見事撃退した。
そしてイスラム天使軍の捕虜たちを解放したのだが、このときこの中にゾロアスター教で高い位についている大悪魔アエーシュマがおり、お礼にと彼の愛人の一人を『プレゼント』してくれたのだった。
彼女の名はリリス。
サッキュバス(女夢魔)として名を馳せていた美しい女悪魔である。世界中に彼女の恋人がおり、事実上アエーシュマはその中の一人に過ぎなかった。
彼女はやさしく、慈悲深い悪魔だったが大悪魔アエーシュマでさえ止められないほどの遊女でおまけに相当精力絶倫と来ていた。
流石のアエーシュマも体力がすっかり持たなくなり、サタンなら持つだろうと『厄介払い』の意味もこめてリリスをサタンに『プレゼント』したのであった。
どの道、サタンは当時仕事一本の悪魔であったのであまりそういうことに(遊女だとか精力絶倫だとか)興味を持たずリリスにとりあえず身の回りの世話を任せて、毎日汗水たらして仕事に励んだ。
しかし
サタンはやがて気づいた。リリスのほんのちょっとした気遣いによって自らの心に大きな変化が訪れたことに。
そしてそれがリリスへの好意だということに気がついたのはほんの170年前であった。
これはサタンがリリスへ思いを伝えられず、またなかなか自分から一歩を踏み出すことができず日々悶々としていたころのお話である。

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テーマ : 自作小説(ファンタジー) - ジャンル : 小説・文学
【栄光の悪魔貴族達】第1章宗―戦
秋風が吹きつける漆黒の闇の中を、軍団は万魔殿へ向けて帰還した。
彼らは思い思いに悪魔の青春行進曲を軽やかに歌い、足を踏み鳴らして祖国の大地を踏みしめた。
あの戦いのあと各地から援軍が到着し、蝿騎士団の奮戦もあり悪魔と堕天使の長である大魔王アーリマンと天使の長、絶対神ヤハウェは和平を結ぶことに―――もっとも、猛烈な一騎打ちを繰り広げたルシファーとミカエルそれにガブリエルとリリスは重傷を負いながらも和平案に反対したが―――同意した。少なくとも今後100年は大戦争はないだろう。
最終的に25万の悪魔軍兵士が死に、天使軍は名誉に関わるとして損害を明かさなかった。
その後、大魔王からはサタン軍団に帝都への帰還が命じられた。そして将兵達は休ませ、主要な貴族を集めてリリスを元に戻す方法を検討せよということだった。
「故郷(スイート・ホーム)だ。やっと帰って来れたか…」
将兵達は喜んで大声で「故郷(スイート・ホーム)」を連呼した。
そしてサタンやアビゴールに別れを告げて、再び地獄の居住エリアに帰っていった。
「やっと一段落つきましたな、サタン殿」
アビゴールがため息をついて話した。そして更に一言小さく付け加えた。
「当分我らは厄介なことになりそうですがね…」
アビゴールはドラゴンを門の所につなぎ、そばにいた美しいセイレーンに見張りをさせた。彼女はひどくドラゴンを気に入り、積極的に愛撫した。
サタンは風とため息をつくと、巨大な光り輝く宮殿万魔殿に入っていこうとした。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
すると、向こうから紫色の目のグレモリーと、美しい青年と化したマルコシアスがやってきた。グレモリーは抱きかかえる様に蛇と化したリリスを持っていた。
グレモリーは愛をつかさどる悪魔である。人間界には召喚により現れ、召喚者は年齢問わぬ女性の愛情を得ることが可能である。そして前に書いたようにリリスの妹である。
リリスが情欲と快楽、女性優位をつかさどる悪魔だというのに対してグレモリーは実に対照的である。
グレモリーは会議ということもあり、青いドレスを着て公爵夫人の豪華な冠を被っていた。マルコシアスは召使なので質素で白い、ローブの様なものを着て黒髪に、緑色の目をしていた。
グレモリーはサタンを見ると静かに話した。その顔はいかなる表情も浮かべていなく精巧な人形の様だった。
「…憤怒(ふんぬ)の王サタンよ、私は特に貴公を怒るつもりはない。お姉さまは貴公にいかなる悪口も言わぬように私におっしゃった。お姉さまは貴公を怒ってはいない…だから私も怒らない」
愛の悪魔は更に続ける。
「しかしだ。私は貴公を完全に信用することはできない。当分お姉さまは私が預かる。貴公には今回の会議でそれなりの代償を払ってもらおう。私は貴公の敵ではないが、味方でもない。それをわすれるな―――もっともお姉さまは貴公の味方だがな―――運の良い奴だ」
憤怒の王は内容に腹を立てた。
「貴様、俺を脅しているのか!?ジョン・ミルトンは俺を悪魔や堕天使の長だとまで言っているのだぞ?大して文献にのってない貴様に脅されるほど我は劣ってはおらぬ!!」
サタンが怒りに身を震わせて赤くなると、音もなくマルコシアスが近づいてきていった。
「御主人さまを悪く思わないでください。悪気があっていっているのではないのです。ただ、事実を述べているだけなのです…ですからこれ以上怒らないでください。少なくとも…私の前では、ね」
マルコシアスは冷血にそう言い放った。
サタンは危うく我を忘れて怒り狂うところだったがアビゴールがそれを引き止めた。
「抑えてください、今はリリス様をお助けするのが第1です!!」
サタンはその一言で我を取り戻し、再び万魔殿のなかへ入っていった。
アビゴールは中に入らず外で待っていた。彼には自分が大魔王のお呼びでないことが初めからわかっていたのだった。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
万魔殿の大魔王アーリマンがいる部屋はまさしく悪魔の部屋だった。家具、床のカーペット、それに天井の僅か一角まですべて真っ白で、地獄特有の白さで、また大理石の如く重かった。
複雑な構造の機械を備え付けた床屋か視界のイスのような玉座に、壁にはロバの耳のゲーテの肖像、そして棚の上(中には創刊号からのNYタイムズがずらりと並んでいる)にはさかさまになって青くなっているダンテとミルトンの胸像があった。
玉座には大魔王アーリマンがいた。彼は地獄では、なにびとたりとも、大魔王でさえ、中心地区にあっては快適であってはならぬ、という地獄の掟に彼も従い、恐ろしい寒さで震えていた。
彼は優雅に輝くフランネルの綾織りの衣と、赤いネクタイをしていて、ルターからインク瓶を投げられた時の黒いシミを除けば、青銅のような、威厳を持った顔をしていた。顔の真ん中には凹みがあり、聖杯を刻んだエメラルドがはまっていたとも、また記憶するべき機会に受けた打撲の後だとも言われている。
大魔王アーリマンは髪の間にある山羊の3本の角を召し使いに手入れしてもらっているところだった。召し使い達は遠くにいるサタンを見て、バッテンマークを手で作った。
サタンは、その様子を見ていやいや満杯の控え室に戻ることにした…

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彼らは思い思いに悪魔の青春行進曲を軽やかに歌い、足を踏み鳴らして祖国の大地を踏みしめた。
あの戦いのあと各地から援軍が到着し、蝿騎士団の奮戦もあり悪魔と堕天使の長である大魔王アーリマンと天使の長、絶対神ヤハウェは和平を結ぶことに―――もっとも、猛烈な一騎打ちを繰り広げたルシファーとミカエルそれにガブリエルとリリスは重傷を負いながらも和平案に反対したが―――同意した。少なくとも今後100年は大戦争はないだろう。
最終的に25万の悪魔軍兵士が死に、天使軍は名誉に関わるとして損害を明かさなかった。
その後、大魔王からはサタン軍団に帝都への帰還が命じられた。そして将兵達は休ませ、主要な貴族を集めてリリスを元に戻す方法を検討せよということだった。
「故郷(スイート・ホーム)だ。やっと帰って来れたか…」
将兵達は喜んで大声で「故郷(スイート・ホーム)」を連呼した。
そしてサタンやアビゴールに別れを告げて、再び地獄の居住エリアに帰っていった。
「やっと一段落つきましたな、サタン殿」
アビゴールがため息をついて話した。そして更に一言小さく付け加えた。
「当分我らは厄介なことになりそうですがね…」
アビゴールはドラゴンを門の所につなぎ、そばにいた美しいセイレーンに見張りをさせた。彼女はひどくドラゴンを気に入り、積極的に愛撫した。
サタンは風とため息をつくと、巨大な光り輝く宮殿万魔殿に入っていこうとした。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
すると、向こうから紫色の目のグレモリーと、美しい青年と化したマルコシアスがやってきた。グレモリーは抱きかかえる様に蛇と化したリリスを持っていた。
グレモリーは愛をつかさどる悪魔である。人間界には召喚により現れ、召喚者は年齢問わぬ女性の愛情を得ることが可能である。そして前に書いたようにリリスの妹である。
リリスが情欲と快楽、女性優位をつかさどる悪魔だというのに対してグレモリーは実に対照的である。
グレモリーは会議ということもあり、青いドレスを着て公爵夫人の豪華な冠を被っていた。マルコシアスは召使なので質素で白い、ローブの様なものを着て黒髪に、緑色の目をしていた。
グレモリーはサタンを見ると静かに話した。その顔はいかなる表情も浮かべていなく精巧な人形の様だった。
「…憤怒(ふんぬ)の王サタンよ、私は特に貴公を怒るつもりはない。お姉さまは貴公にいかなる悪口も言わぬように私におっしゃった。お姉さまは貴公を怒ってはいない…だから私も怒らない」
愛の悪魔は更に続ける。
「しかしだ。私は貴公を完全に信用することはできない。当分お姉さまは私が預かる。貴公には今回の会議でそれなりの代償を払ってもらおう。私は貴公の敵ではないが、味方でもない。それをわすれるな―――もっともお姉さまは貴公の味方だがな―――運の良い奴だ」
憤怒の王は内容に腹を立てた。
「貴様、俺を脅しているのか!?ジョン・ミルトンは俺を悪魔や堕天使の長だとまで言っているのだぞ?大して文献にのってない貴様に脅されるほど我は劣ってはおらぬ!!」
サタンが怒りに身を震わせて赤くなると、音もなくマルコシアスが近づいてきていった。
「御主人さまを悪く思わないでください。悪気があっていっているのではないのです。ただ、事実を述べているだけなのです…ですからこれ以上怒らないでください。少なくとも…私の前では、ね」
マルコシアスは冷血にそう言い放った。
サタンは危うく我を忘れて怒り狂うところだったがアビゴールがそれを引き止めた。
「抑えてください、今はリリス様をお助けするのが第1です!!」
サタンはその一言で我を取り戻し、再び万魔殿のなかへ入っていった。
アビゴールは中に入らず外で待っていた。彼には自分が大魔王のお呼びでないことが初めからわかっていたのだった。
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万魔殿の大魔王アーリマンがいる部屋はまさしく悪魔の部屋だった。家具、床のカーペット、それに天井の僅か一角まですべて真っ白で、地獄特有の白さで、また大理石の如く重かった。
複雑な構造の機械を備え付けた床屋か視界のイスのような玉座に、壁にはロバの耳のゲーテの肖像、そして棚の上(中には創刊号からのNYタイムズがずらりと並んでいる)にはさかさまになって青くなっているダンテとミルトンの胸像があった。
玉座には大魔王アーリマンがいた。彼は地獄では、なにびとたりとも、大魔王でさえ、中心地区にあっては快適であってはならぬ、という地獄の掟に彼も従い、恐ろしい寒さで震えていた。
彼は優雅に輝くフランネルの綾織りの衣と、赤いネクタイをしていて、ルターからインク瓶を投げられた時の黒いシミを除けば、青銅のような、威厳を持った顔をしていた。顔の真ん中には凹みがあり、聖杯を刻んだエメラルドがはまっていたとも、また記憶するべき機会に受けた打撲の後だとも言われている。
大魔王アーリマンは髪の間にある山羊の3本の角を召し使いに手入れしてもらっているところだった。召し使い達は遠くにいるサタンを見て、バッテンマークを手で作った。
サタンは、その様子を見ていやいや満杯の控え室に戻ることにした…

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【栄光の悪魔貴族達】第1章検.ブリエル
丘の上でのリリスとガブリエルの出会いはまったくの偶然であった。
リリスは南に迫る天使軍の突撃隊と戦う味方を激励し軍旗を振って味方の士気を高めていたところだし、ガブリエルは3人の主天使(ドミニオンズ)を率いてリリスのいる南側の陸の頂上に自軍の軍旗を掲げるためだった。
ガブリエルは、リリスと負けず劣らずの美女で10枚の羽を持っていた。リリスが妖艶で、情熱的で魅惑的な女性の悪魔なのに対して、ガブリエルは軍人のようで勇ましく凛々しい中にしとやかさをもつ女性の天使だった。
彼女は薄い紫の髪で、右手に大きな剣を持ち、左手には十字架と天使の羽根の模様をを施した金剛石の盾を持っていた。
この一騎打ちの先手を打ったのは双方どちらでもなく主天使たちの放った金の矢だった。あまりにも突然の攻撃は、リリスに回避と反撃の余裕を与えず、無残にも彼女の右足太ももに2本の矢が突き刺さった。
「うわぁぁっ!?うぐっ…!!」
リリスは仰け反って悲鳴を上げ、その場にどさりと倒れた。
そして顔を真っ赤にして憎憎しげな表情でキッと、上空にいるガブリエルたちを睨んだ。
「放てっ!」
ガブリエルが長弓を構えた3人に命じ、再び金の矢が放たれた。しかし同じ手に2度やられるほどリリスは弱くはない。リリスは自分の目と鼻の先の矢を魔力で空中で封じ込め、バラバラに引き裂いた。
「なっ!?…純金の矢をいとも簡単に…貴様ただ者ではないな!!」
主天使たちが驚きに満ちた声で言った。それは後悔の念がこもっていた。
間違いなく、これは敵う相手ではなかった。
リリスは冷たい目で、口だけを笑わすと「くくく…愚かね、私を知らないなんて…」と言い、あっという間に主天使3人のすぐ間際まで迫り、剣で全員を真っ二つに引き裂いた。
「地獄で泣き叫びなさい、愚かな天使たちよ!私の名はリリス、闇の女王だ!!」
リリスが冷たく言い放つと、空中が鮮血で赤く染まった。主天使達の引き裂かれた体は、紅の血の滝を空中に描いてそのまま地上に落下した。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
「貴様がリリスか!?サッキュバス(女夢魔)の総大将か!?」
ガブリエルが剣を引き、血まみれのリリスの胸元に突きつけた。
リリスは刺さった金の矢を投げ捨て、スッとガブリエルを睨みつけた。それは蛇がカエルを睨むようにその場を威圧する冷たい、氷のような視線だった。それでもガブリエルは屈しなかった。彼女はリリスと対照的なあつい、炎のような心を持っていたからだ。
リリスの口が動いた。「だったら…どうする?智天使(ケルプ)ガブリエルさん?」
ガブリエルは剣を彼女めがけて突き刺した。危うくリリスがそれを止める。本当に危ないところだった。
「貴様を…多くの男を夢で惑わして悪魔を生み出し、挙句は罪のない人間の赤子や幼女を襲って食する鬼畜極まりない悪魔である貴様を私がこの場で地獄へと叩き落してくれる!!」
ガブリエルの剣が紅蓮の色に染まる。風が彼女を包み、紫の髪が風で揺れる。
確かに彼女は今言われたような行為を何万年も行ってきた。今やそれは彼女の生活の一部にまでなっていた。やはり彼女も人間と天使の敵であった。
(…だからなんだという、貴方には関係ないないことだろう……)
リリスは一瞬そう思った。
「あらあら、乱暴なのね。まっ、これも何かの縁だし…」
リリスは落ち着き払って剣を漆黒の闇の色に染まらせた。
「貴方を貴方自身の血で満たしてあげるわぁ…くすくす」
リリスの周りも同じように強い風が起きる。
リリスとガブリエルはお互い静かに間合いを取る。そしてお互いを睨みつけて空中で音もなく空をすべるように円を描いて廻る。
「勝負!!」とお互いが叫び、ついに激しい一騎打ちが始まった。

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テーマ : 自作小説(ファンタジー) - ジャンル : 小説・文学
とりあえずここまで想像力を駆使してにまとめたが
とりあえずここまで何とかまとめてみたが、いかがだっただろうか?
ゾフィーエルはあえてここは堕落した心に負けることにした。
そうでなければ今後、リリスとともに行動する上でいろいろ問題が発生するし、大体悪魔というのはみんなどこかしら堕落している。堕ちた天使だから堕天使なわけだし。
それに、勝つんじゃ一般的過ぎて面白くないだろう?俺は一般的な物語は嫌いなのだ。
というわけで(どういうわけだ?)これからもよろしくお願いします。

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ゾフィーエルはあえてここは堕落した心に負けることにした。
そうでなければ今後、リリスとともに行動する上でいろいろ問題が発生するし、大体悪魔というのはみんなどこかしら堕落している。堕ちた天使だから堕天使なわけだし。
それに、勝つんじゃ一般的過ぎて面白くないだろう?俺は一般的な物語は嫌いなのだ。
というわけで(どういうわけだ?)これからもよろしくお願いします。

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良い結果が出ますように奄環和弘(M∀ZU)申し訳ありませんがNo titleがんばってくださいね。さなえ申し訳ありませんがNo titleがんばってください。
私もいつまでブログを続けられるかわかりませんが
帰還をお待ちしてます。銀蛇申し訳ありませんがNo title間に合ってるかどうか解らんけども・・・
「行ってらっしゃい」テスラ【栄光の悪魔貴族達】第1章エピローグ 星辰天軍、そして…No titleありがとうございます。
地獄の道化師は書くのに苦労しました。どんな奴か決めるのに時間がかかってしまって。
最後は勝利…したらまずいですよね。でも敗北させては黒き鉄塔【栄光の悪魔貴族達】第1章エピローグ 星辰天軍、そして…No titleまずは第一章終了おめでとうございます。
壮絶な戦いでしたね。
地獄の道化師は最後まで食えない奴でした。
最後は勝利……という形になるのでしょうが、悪魔たちとすれ銀蛇